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ホームページ制作を依頼する前に何を準備する?スムーズに進める7つの資料

2026.10.04

ホームページ制作を依頼したいと思っても、「何を準備してから相談すればよいのか分からない」「文章も写真もそろっていないから、まだ問い合わせるのは早いかも」と迷う方は少なくありません。

結論から言えば、すべてを完成させてから相談する必要はありません。大切なのは、決まっていること・仮の案・まだ決めていないことを分けて共有できる状態にすることです。制作会社は、完成原稿がなくても情報の優先順位を整理できます。一方で、誰向けのサイトか、何を依頼したいか、公開後にどんな行動をしてほしいかが全く分からないと、提案の前提が定まりません。

この記事では、制作相談の前に用意すると進行がスムーズになる7つの資料と、準備できない項目の扱い方をまとめます。自社で作る場合の情報整理にも使える内容です。

結論:完成原稿より「決定・仮案・未定」を分ける

準備で最も重要なのは、資料の完成度ではなく判断状況が分かることです。たとえばサービス名が確定していても、料金は検討中、写真は来月撮影予定という場合があります。このとき、すべてを空欄にするより「サービス名=確定」「料金=仮案」「写真=未定、撮影予定あり」と書く方が、制作側は仮置きできる部分と待つ部分を判断できます。

Coccole Studioでは、情報を無理に完成原稿へ整えるより、確定事項と未定事項を分けて共有する方が初期の判断を進めやすいと考えています。相談時点で不足している内容があっても問題ありません。ただし、決める担当者と期限は決めておきましょう。「誰かが考える」状態のままでは、デザインができても公開直前で止まりやすくなります。

1.事業とホームページの目的を1枚にまとめる

最初の資料には、会社・屋号、事業内容、主な顧客、対応地域、サイトを作る理由、訪問者に取ってほしい行動をまとめます。目的は「きれいなサイトを作る」ではなく、「問い合わせを増やす」「採用応募を受け付ける」「店舗への来店前に不安を減らす」など、行動まで書くのがポイントです。

具体例として、地域の工務店なら「対応地域の戸建てリフォームを検討する40〜60代に、施工事例を見てもらい、現地調査を依頼してもらう」と整理できます。この一文があれば、施工事例を目立たせる、対応地域を明示する、現地調査の流れを用意するといった判断につながります。目的が複数ある場合は、最優先を一つ、その次を一つまでに絞ると導線が散らかりません。

2.サービス・料金・対応範囲を一覧にする

次に、掲載したい商品やサービスを表にします。最低限、名称、対象者、解決できる悩み、内容、料金または見積もり条件、対応地域、納期、申し込み方法を並べます。料金が確定していない場合は「個別見積もり」「○円から」「標準プランの例」など、どこまで公開できるかを決めておきます。

サービスが多い場合は、売上順ではなく、サイト訪問者が理解しやすい単位で分類します。たとえば「制作」「保守」「相談」の三つに分け、それぞれ誰向けかを添える方法です。Coccole StudioのServiceページも、提供内容を検討するときの参考になります。掲載内容と実際の提供条件がずれないよう、公開前には必ず担当者が最終確認してください。

3.文章は完成させず、材料を集める

トップページの文章を一から書こうとすると止まりやすいため、まず材料を集めます。会社やサービスを始めた理由、よく相談される悩み、選ばれる理由、他社との違い、仕事で大切にしていること、よくある質問、お客様から実際に言われた言葉などを箇条書きにします。事実と意見を分け、数字や実績には確認できる根拠を添えます。

「丁寧に対応します」のような抽象表現だけでなく、「初回相談後に見積書と作業範囲を提示する」のように行動へ置き換えると伝わりやすくなります。文章を制作会社に依頼する場合も、この材料があるほど事業に合った原稿になりやすいです。競合サイトの文章をコピーせず、自社で確認できる事実を中心に用意しましょう。

4.写真とロゴは使用条件まで確認する

写真は、外観・内観、商品、作業風景、スタッフ、代表者、施工例など、必要になりそうな種類を一覧化します。ファイルがあるだけでなく、十分な大きさか、ピントが合っているか、掲載許可があるか、第三者の顔や車のナンバーが写っていないかも確認します。ロゴはJPEGだけでなく、背景が透明なPNGや、可能であればSVG・AIなどの元データも探してください。

写真がない場合は、撮影する、素材サイトを利用する、イラストで補う、写真を使わない構成にする、のどれかを決めます。準備中なら仮画像で制作を進めることもできますが、縦横比が大きく変わるとレイアウト調整が発生します。最終写真のおおよその向きだけでも先に伝えると安全です。実績の見せ方はWorksページも参考にしてください。

5.ドメイン・サーバー・アカウントを棚卸しする

既存サイトをリニューアルする場合は、ドメインの管理会社、サーバー会社、WordPressのログイン情報、メール設定、Google AnalyticsやSearch Consoleの管理権限を確認します。新規制作でも、希望ドメイン、契約名義、支払い担当者を決めておくと契約がスムーズです。

重要なのは、パスワードをメールや共有資料へ直接書かないことです。権限を追加できるサービスは制作担当者用のアカウントを発行し、共有が必要な情報は安全な方法を相談します。退職者個人のメールアドレスで契約されていないか、更新通知が現在の担当者へ届くかも確認しましょう。所有者と管理者が曖昧なままでは、公開や将来の移管で困ります。

6.参考サイトは「好きな理由」まで書く

参考サイトを2〜3件選び、URLだけでなく、どこが良いのかを書き添えます。「余白が広く落ち着いている」「サービス比較が一画面で分かる」「問い合わせボタンが見つけやすい」など、要素単位で伝えるのがコツです。反対に、避けたい印象も一つか二つ共有すると方向性を絞りやすくなります。

ただし、参考サイトをそのまま再現することは目的にしません。別業種のデザインには、その事業特有の情報量や顧客行動が反映されています。自社の目的、掲載情報、ブランドに合う部分だけを取り入れます。「おしゃれ」「シンプル」だけでは解釈が分かれるため、色、文字、写真、動き、情報量のどれを指しているか具体化してください。

7.資料は一つの共有場所にまとめる

情報は、文章、写真、ロゴ、アカウント確認表、参考サイトを一つの共有フォルダにまとめます。ファイル名は「会社概要_確定」「サービス料金_確認中」「店舗外観_横.jpg」のように、内容と状態が分かる形にします。メール、LINE、口頭で情報が分散すると、最新版の判別に時間がかかります。

おすすめは、最上位に「制作準備メモ」を置き、各資料へのリンク、担当者、確認期限、更新日を記載する方法です。Coccole Studioへ相談する場合も、すべてを整えてからでなく、現在分かる範囲をContactページから共有できます。制作プランを比較したい方は月額プランも確認してください。

準備不足で起きやすい失敗と相談前チェックリスト

よくある失敗は、決裁者が途中で変わる、仮の料金がそのまま公開される、写真の掲載許可が取れていない、ドメインの管理者が分からない、目的が増えて導線が散らかることです。対策は、各項目に「確定・仮案・未定」「確認者」「期限」を付けることです。未定を隠すより、未定と明示した方が安全に進められます。

  • サイトの最優先目的と対象者を一文で書いた
  • サービス内容・料金・対応範囲を一覧にした
  • 原稿の材料となる事実やFAQを集めた
  • 写真・ロゴの有無と掲載許可を確認した
  • ドメイン・サーバー・計測ツールの管理者を確認した
  • 参考サイトに好きな理由を添えた
  • 資料の保存場所、担当者、期限を決めた

この7項目がすべて完成していなくても、空欄のままにせず状態を書けば相談を始められます。制作前の準備は、きれいな資料を作る作業ではなく、判断が必要な点を見えるようにする作業です。まずは1枚のメモから始め、制作会社と一緒に不足を埋めていきましょう。

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