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ホームページ公開後にやること|最初の30日で確認したい8項目

2026.10.06

ホームページを公開すると達成感がありますが、公開は運用のスタート地点です。リンク切れやフォームの不具合を早めに見つけ、検索エンジンに正しく認識されているかを確認し、実際の訪問者の動きを見ながら改善することで、サイトは少しずつ役割を果たすようになります。この記事では、公開直後から30日までに確認したいことを、優先順位と具体的なチェック方法に分けて解説します。専門担当者がいない小さな会社でも実行できる内容です。

結論:公開後30日は「正常に届く・計測できる・改善できる」を整える

公開後に最初に行うべきことは、デザインを追加することではありません。まず、訪問者がページを問題なく閲覧でき、問い合わせが確実に届き、アクセスデータを記録できる状態を整えます。そのうえで、検索結果への登録状況や閲覧されているページを確認し、優先度の高い改善から着手します。公開当日に技術的な確認、1週間以内に検索・計測の確認、2〜4週間で利用状況の振り返りを行うと整理しやすいでしょう。アクセス数が少ない段階では、数字の上下だけで結論を出す必要はありません。まずは計測漏れをなくし、今後比較できる基準を作ることが重要です。最初の30日は成果を急ぐ期間ではなく、安心して運用を続けるための土台を作る期間と考えてください。

公開当日は表示・リンク・フォームを実際の端末で確認する

公開作業が終わったら、管理画面ではなく一般の訪問者と同じ状態でサイトを確認します。パソコンとスマートフォンの両方でトップページから主要ページへ移動し、メニュー、ロゴ、ボタン、画像、電話番号、外部リンクが正しく動くかを見ます。問い合わせフォームはテスト送信を行い、送信完了画面、管理者への通知メール、入力者への自動返信まで確認してください。メールが迷惑メールへ入る場合や、スマートフォンだけボタンが押しづらい場合もあります。公開当日のチェック項目は、主要ページの表示崩れ、404ページ、リンク先、フォーム送信、SSLの鍵マーク、SNSシェア時のタイトルと画像です。一人で確認すると見落としやすいため、可能なら別の端末や担当者にも操作してもらいましょう。

アクセス解析と問い合わせ計測が記録されるか確かめる

Google Analytics 4などを設置していても、タグが読み込まれていなければデータは記録されません。公開後に自分でサイトへアクセスし、リアルタイム画面へ訪問が表示されるかを確認します。さらに、問い合わせ完了や電話番号のクリックなど、サイトの目的に関わる行動を計測できるようにします。単純なページ閲覧数だけでは、訪問者が相談に近づいたか判断しにくいためです。ただし、自分や制作担当者のアクセスが多い初期は数字が偏ります。公開直後の小さな増減を成果と決めつけず、計測設定が正しいかを優先してください。プライバシーポリシーやCookieに関する案内も、使用する計測サービスとサイトの運用方針に合わせて確認します。何を改善したいか決めてから必要な指標を選ぶと、数字を集めるだけの運用を防げます。

検索エンジンへの登録状況と基本設定を確認する

検索からの訪問を増やしたい場合は、Google Search Consoleでサイトを確認し、サイトマップを送信します。公開直後は検索結果にすぐ表示されないこともあるため、数日で順位がつかなくても慌てる必要はありません。重要なのは、検索エンジンの巡回を拒否する設定が残っていないか、主要ページがインデックス対象になっているかを確認することです。WordPressでは制作中に「検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする」を有効にしていることがあります。公開時に解除されているか見直します。また、各ページのタイトル、説明文、見出し、正規URLが意図どおりかも確認します。エラーが表示された場合は内容を読み、重要なページから対応してください。すべての警告を機械的に消すより、訪問者が必要とするページを検索結果へ正しく届けることが目的です。

バックアップ・更新・セキュリティの運用を決める

公開時点で安全でも、WordPress本体やプラグイン、テーマは継続的に更新されます。更新担当者、確認頻度、バックアップの保存先、不具合が起きた際の連絡先を決めておきましょう。更新ボタンを見つけるたびに本番環境で実行するのではなく、事前バックアップを取り、更新後に表示とフォームを確認する手順を作ります。管理者アカウントは必要な人だけに発行し、推測されにくいパスワードと可能であれば二段階認証を利用します。退職者や外部担当者のアカウントが残っていないかも定期的に見直します。最低限決めたい内容は、月次バックアップ、更新の実施者、障害時の復旧方法、問い合わせメールの受信確認です。運用体制が曖昧だと、問題が起きてから責任範囲を確認することになります。

1〜2週間後は内容の不足と使いにくさを見直す

公開後に社内や顧客から質問を受けたら、それはサイト改善の材料です。「料金はどこに書いてあるのか」「対応地域が分からない」「依頼の流れを知りたい」といった質問が続く場合、説明が不足しているか、必要な情報へたどり着きにくい可能性があります。質問をその場で回答して終わらせず、ページへ追記できないか検討します。スマートフォンで文章が長く感じる箇所、ボタンの意味が分かりにくい箇所、画像が重く表示に時間がかかる箇所も確認します。具体例として、サービスページの閲覧はあるのに問い合わせページへの移動が少ない場合、料金や対象者、依頼後の流れが不足して不安が残っている可能性があります。推測だけで変更せず、実際の質問と閲覧状況を合わせて判断しましょう。

30日後は数字を比較し、改善を一つに絞る

約30日分のデータが集まったら、ユーザー数、流入経路、よく閲覧されたページ、検索語句、問い合わせ行動を確認します。サイト公開直後やアクセス数が少ない場合は、前年同月との比較ができないため、まず今回の数値を基準として記録します。改善案は一度に多数実施せず、目的に近い課題を一つ選びます。たとえば検索表示はあるのにクリックが少ないならページタイトルと説明文を見直し、サービスページは読まれているのに問い合わせがないなら対象者・提供内容・依頼の流れを補足します。ブログだけ読まれている場合は、関連するサービスページへの内部リンクを追加します。変更した日と内容を記録し、次の2〜4週間で同じ指標を確認すると、改善の効果を判断しやすくなります。

公開後30日のチェックリスト

最後に、確認項目を一覧にします。
当日は、PC・スマートフォン表示、全メニューと主要ボタン、フォーム送受信、SSL、404ページを確認します。
1週間以内は、アクセス解析の受信、問い合わせ計測、Search Console、サイトマップ、検索拒否設定、バックアップを確認します。
2週間以内は、社内や顧客から受けた質問を整理し、説明不足や操作しづらい箇所を修正候補にします。
30日後は、流入経路、上位ページ、検索クエリ、問い合わせ行動を振り返り、次に改善する一項目を決めます。実施日、担当者、結果を表にしておくと確認漏れを防げます。チェックだけで終わらせず、異常があったときに誰へ連絡するかまで決めておくことが大切です。

公開後の運用まで見通してサイトを育てる

サイトの成果は、公開直後の完成度だけで決まるものではありません。正しく計測し、訪問者の疑問や行動を見ながら内容を更新することで、信頼を積み重ねられます。Coccole Studioでは、情報設計やデザイン、WordPress構築に加えて、公開後の運用を見据えたサポートも行っています。制作内容はサービスページ、継続的な管理・分析の選択肢は月額プランで確認できます。自社でどこまで管理すべきか、最初の確認で不安が見つかった場合は、現在のサイト状況を整理したうえでお問い合わせください。必要な支援範囲を一緒に整理するところから相談できます。

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